DESSIN LABORATORY デッサンがうまくなるための練習法と観察のコツ
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デッサンで使う鉛筆の削り方

カッターで削られた鉛筆の写真

デッサン用の鉛筆を削る時はカッターを使うことが多いです。鉛筆削りで削った鉛筆だと、デッサンをするには芯の露出が少なすぎるためです。

芯の露出を多くするためにはカッターナイフ等を用いて自分で削る必要があります。

もし、あなたが先端を長く削れる鉛筆削りを持っているのなら、それでも構いません。

もくじ
▪  どんなカッターナイフが良いか
▪  デッサンで使いやすいように削る
▪  鉛筆の削り方
▪  鉛筆の先が丸い方が望ましいとき

鉛筆とその削りくずの写真

どんなカッターナイフが良いか

カッターナイフは100円で買えるような安いもので十分です。自分の手にあった、削りやすい大きさのものを選んでください。

ただ、鉛筆を削るためのカッターナイフは紙を切るものとは別にします。鉛筆を削ると刃はすぐに切れ味が悪くなり、きれいに紙が切れなくなります。また、鉛筆の黒鉛が刃につき、紙を切った時に紙を汚してしまいます。

鉛筆を削るための専用のカッターナ イフを一本準備しましょう。

カッターナイフの他に、削った鉛筆の削りくずを受けるものが必要です。削る際、鉛筆の芯や軸木が飛び散るので、くず受けは小さすぎないようにします。ゴミ箱、ティッシュペーパーなどを準備してください。

デッサン用に鉛筆を削るときの目安を示した写真
尖らせた鉛筆で太い線を引く

デッサンで使いやすいように削る

デッサンで使う鉛筆は、文字を書く時よりも芯を多く露出させます。これはデッサンをする際に、幅の広い線を引く場面があるからです。

具体的には鉛筆の先端の4cm~5cmほどを削ります。芯を多く露出させれば、一本の鉛筆で太い線も細い線も引くことができます。鉛筆削りで削った鉛筆のように芯の露出が少ないと、太い線を引くことは難しいです。

文字を書くときよりも芯をむき出しにして、鉛筆を立てたり寝かしたりして線を引くことができるようにしておきます。

また、鉛筆は「HB」など硬度が印字されていない方から削ります。硬度が印字されている所を削ってしまうとその鉛筆の硬度を判別できなくなるからです。

カッターで鉛筆を削るときの持ち方
カッターで鉛筆を削っている写真
削られた鉛筆の先端の芯が見えてきたところ

鉛筆の削り方

鉛筆を削る時はカッターナイフの刃の峰ではなく、刃が出てくる持ち手の部分(図のa)に親指を添え、親指だけでカッターナイフを押します。この持ち方で削ると、鉛筆の軸木から先端に向かって長い距離を一気に削ることができます。

1|まずは鉛筆の軸木をざっくり削っていきます。削る範囲は私の経験上4〜5cmぐらいがデッサンをしやすい長さです。

2|ざっくり削ったら、次は鉛筆の先端の方を削って芯を出していきます。芯が見えてきたら、露出した芯の先端から慎重に尖らせていきます。芯の露出が多くなってから先端を削ると、芯は折れやすくなり、削るのが難しくなるからです。

3|芯の先端を尖らせたら、鉛筆の軸木をさらに削って芯を露出させていきます。

4|仕上げに、削った部分がボコボコしすぎないように整えましょう。飛び出した部分があると、線を引くときに紙を傷つけてしまいます。カッターで整えるのが難しい人は、粗い紙やすりで整えるとよいでしょう。

これで、デッサンのための鉛筆の準備完了です。

鉛筆の先が丸い方が望ましいとき

デッサンでは通常、上述のように鉛筆の先端を尖らせて使います。ただ、それが適していない場面もあります。

例えば素早くクロッキー(仏:croquis)をするときなどがこれに当たります。素早くクロッキーをするときは線を引く手に力が入りやすいため、鉛筆の先端が鋭利だとすぐに折れてしまします。

この場合は先を丸くしておきたいので、上述の鉛筆の削り方のうち、芯の先端を尖らせる行程は不要です。

しかしこの場合も、芯の露出は多めにします。クロッキーの途中で芯の露出部分がすぐに磨耗して無くなり、鉛筆の軸木が紙に擦れ、傷つけてしまうからです。

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