DESSIN LABORATORY デッサンがうまくなるための練習法と観察のコツ
DESSIN LABORATORY デッサンがうまくなるための練習法と観察のコツ

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動き、雰囲気。ジェスチャーをデッサンする練習

コルヴィッツのデッサン

コルヴィッツ※1のデッサン

ジェスチャーを観察する、素速く描く、あなたがこの2つを出来るようになっていれば、ジェスチャーをデッサンするのは難しくありません。

ジェスチャーを自由にデッサンできれば、街中で人物などデッサンする、一瞬の情景を捉える、動物を描く、これらが出来るようになります。

もくじ
▪  1. 練習の内容
 ▪  1-1. 画材の準備
 ▪  1-2. モチーフの準備
 ▪  1-3. 手順1(10秒程度)
 ▪  1-4. 手順2(50秒程度)
 ▪  1-5. 手順3
▪  2. この練習が難しいと感じる時は

1. 練習の内容

・制限時間:30分(1ポーズ1分を30回繰り返す)
・目的:ジェスチャーを線で描けるようになる
・行動:モデルのジェスチャーを観察して描く

テキスト「ジェスチャーをデッサンする方法」を読んでからこの練習を行ってください。

> ジェスチャーをデッサンする方法

1-1. 画材の準備

・スケッチブック、またはA4コピー紙
・2Bより濃い鉛筆で、先を尖らせていないもの

> デッサンでよく使われているおすすめの鉛筆

1-2. モチーフの準備

街中や職場、校内でたまたま目に入った人をモデルにします。

始めはポーズが大きく変わらなさそうな人を選びましょう。例えば、座っている人や横になっている人などです。

慣れてきたら、歩いている人や立っているいる人など、動きのあるモデルにもトライしてください。

1-3. 手順1(10秒程度)

まずはモデルのジェスチャーをあなたの身体に置き換えて観察します。

「重心はどのあたりか?」「こわばって緊張している筋肉はどこか?」「緩んでいる筋肉はどこか?」「呼吸はどれぐらいの速さ、深さなのか?」

これらをあなたの身体に置き換え、モデルになりきってイメージしてください。

1-4. 手順2(50秒程度)

観察したモデルのジェスチャーの全体を、紙に素速く線で描きます。

まずはささっと全体を表すジェスチャーを捉えます。そのあと、モデルの力の入ったところ、逆に力の抜けたところなど、観察したジェスチャーを思い出しながら全体像を少し整えましょう。

描く線は一本で繋がっていても、途切れていても構いません。

練習の例

練習結果の例

1-5. 手順3

モデルを変えて、手順1と2を繰り返します。

2. この練習が難しいと感じる時は

ジェスチャーの観察自体が難しいとあなたが感じる場合は、テキスト「人物デッサンでモデルを観察するための練習」の練習を何度も行ってください。

また、素速く描くことが難しいという場合は、テキスト「初心者のデッサン力を上げる、素速く描く練習」の練習を何度も行います。

これらがある程度出来るようになったら、この練習に再トライしましょう。

> 人物デッサンでモデルを観察するための練習
> 初心者のデッサン力を上げる、素速く描く練習

また、この練習はジェスチャーを描くためのもので、形を正確に捉えることは考慮していません。外形はの正確さはあまり気にせず、モデルのジェスチャー、ニュアンス、動きなどが表れているかを確認してください。

そのため、この練習がうまくいったかどうかの判断は、あなたが感じたモデルのジェスチャーの雰囲気が表れているか、という点になります。

慣れてきたら、1ポーズ2分、5分、10秒など、自分で描く時間を変えてトライしてみましょう。

参考と脚注

K・ニコライデス『デッサンの道しるべ』エルテ出版、1997年

※1
ケーテ・シュミット・コルヴィッツ(ドイツ:Käthe Schmidt Kollwitz
1867─1945

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